2008年4月29日火曜日

五月病だったときの詩作。

恥ずかしいけど捨てるのはもったいないから。


雨。

昔は嫌だったはずの雨。

今では嫌いでもない雨。

傘によって人とできる間隔に安心する自分。

これが大人になるということならば、

大人になることはなんて淋しいのだろう。



のしかかってくる荷物を取り除いたら、

体が軽くて飛んでしまいそうだった。

身をかがめて歩く僕とスキップしている僕は

両方とも間違いなく僕だけど、

ひとには違うように見えるのかなあ。




この交差点には都会人の涙がしみこんでいる。

傘をさしてせわしなく動き回る社会人たちは

どこかすがすがしそうだ。

雨によって涙が洗われる感じがするからかなあ。

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